公益社団法人 広島県浄化槽維持管理協会

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広島県浄化槽維持管理協会 設立記念式典のご報告

平成19年5月23日(水)リーガロイヤルホテル広島にて開催された「社団法人 広島県浄化槽維持管理協会 設立記念式典」の様子の画像です

 広島県維持管理協会は、平成18年12月18日に公益法人として設立、浄化槽法に基づき、新たな法定検査機関として指定されました。 その設立を記念して、平成19年5月23日(水)に広島市中区のリーガロイヤルホテル広島にて、設立記念式典を開催いたしました。
 式典には、国会議員の先生方をはじめ、環境省、県、市町から関係者の方々にたくさんご出席いただき、盛大に祝うことができ、 これからの水環境の保全に貢献し、浄化槽発展にますますの決意を感じさせてくれるものとなりました。

 式典は、記念講演と記念式典の二部構成で行われ、記念式典には、環境行政浄化槽関係者の方々にご出席いただき、始めに黒瀬会長が挨拶に立ち「近年、環境に対する国民の関心は極めて高く、 とりわけ水環境の河川・湖沼など公共用水域の水質汚濁の原因として、生活排水の問題が指摘されている。そこで注目されるのは、下水道と同等以上の性能を有する合併浄化槽による生活排水処理である。 浄化槽は保守点検、清掃、法定検査が緊密な連携がなされて、はじめて適正な維持管理といえ、そうでなければ浄化槽も本来の性能を発揮することができず、むしろ生活排水をたれ流し、 水質汚濁の一因となりかねない。昨年2月、国も浄化槽法を改正し、法定検査の強化を図り、公共用水域の水質保全という目的が明文化され、浄化槽は下水道と並ぶ恒久施設としての法的整備がなされるところだ。 しかし、広島県においては第11条検査の受験率は平成16年で18.4%と極めて低い状態。そうした背景のなかで当協会はBOD検査導入に伴う、効率化検査を行う新たな検査機関として法定検査の受験率の向上、 生活環境の保全並びに公衆衛生の向上に資する所存である。また、浄化槽の普及促進、適正な維持管理に寄与するため、協会員一同が一層の研鑽に励み、皆さんの期待に応えるよう努力していく」と決意を述べました。

 ご来賓のお祝辞では、国務大臣 国家公安委員会 委員長特命相(防災相)の溝手顕正 参議院議員が「浄化槽の徹底的な管理によって、環境的にも計画的にも良い試みだと思っている。 浄化槽の活動において、少しでも防災にことを考えていただきたい」と述べられ、 また、中川秀直 衆議院議員自由民主党幹事長、松原德和 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課 浄化槽推進室長、林正夫 広島県議会議長、中川清久 広島県環境部長をはじめ、 たくさんの方々からお祝辞を賜りました。

 続いて、黒瀬会長、溝手大臣、平本芳之 広島県合併浄化槽普及促進市町村協議会会長(熊野町長)、吉岡広小路 三次市長、児玉更太郎 安芸高田市長、 大森雄嗣 (社)広島県環境保全センター理事長らによる鏡割りが行われ、出席者全員で協会の発展と設立を祝いました。
 この後、ご来賓の方々のご紹介の後、最後に茂本敬植 副会長が閉会の挨拶を述べ、今後の協会の発展と努力を約束して、記念式典を閉会いたしました。

 なお、設立記念式典にあたって、藤田雄山 広島県知事、秋葉忠利 広島市長から「生活環境の保全や公衆衛生の向上に大きな期待を寄せている」。
 また「広島県内の法定検査の受験率の向上に大きく寄与し、浄化槽の普及や適正な維持管理の推進が一層図られる」とのお祝辞を賜りました。

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